「2025年世界朝鮮族迎春公演」東京で開催

 日本朝鮮族経済文化交流協会 (理事長 金山張虎)は2025年1月17日(金)、東京都北区さくらホールで「相伴う私たち、より良い未来へ」を題とした「世界朝鮮族迎春公演」を開催する。

「世界のどこに住んでいても朝鮮民族は一つである」民族の誇りを高めるのが狙い。日本初の朝鮮族の大規模公演として、1300人の入場が可能だ。

 協会は、各朝鮮族団体の積極性を喚起するため、世界各地に散在する朝鮮族文化芸能団体を中心に、今年6月から団体紹介と参加予定の公演プログラム動画を受け付ける(info@jkce.org)。団体が中心だが、個人プログラムの応募も可能で、選考結果は8月末に発表する。選抜されたメンバーには、公演前の練習期間を十分与えるよう心がける。

 応募作品のジャンルは未定だが、およそ歌や踊り、コントなど様々なプログラムが含むとみられる。協会事務局長で総監督を務める李廣鐡(リ・グァンチョル)氏は「多彩多能な芸術人材を多数発掘し、世界中の朝鮮族達に約3時間の楽しくて軽快な公演を届けたい」と意気込む。

 朴春花 (パク・ハルカ)会長は「公演を通じて、日本の朝鮮族団体間だけでなく、世界各地で活動する団体間に調和と交流の場を提供したい」と強調する。

 協会は、2017年に設立され、歌合戦2回、世界歌唱コンテスト1回、世界作文コンテスト2回、世界文化祭1回、東京フォーラム2回を開催した。現在は、「グローバルマートチェーン店」など様々な事業も計画、推進し、イベントや投資で得た利益を世界朝鮮族文化財団の運営資金として活用し、積極的かつ継続的に民族教育と文化事業を支援する方針だ。

文: 金権哲  李東烈
校正:金哲洙


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